良い姿勢とは。

美しく動く身体をつくる
ピラティストレーナーの大野です。
 
以前、カフェに入ったとき、
周りの人とは明らかに一線を画した
女性がいて、よくよく見てみると
知っているベリーダンスの先生でした。
 
何がそんなに周りと違うのかというと、
「姿勢」が美しいということ。
背中を丸くして、
スマホやPCに顔を近づけて画面を
ガン見している人たちのなかで、
すっと伸びた背筋の彼女は
何か余裕すら感じましたね。
 
彼女もスマホを操作していたのですが、
目の高さより少し低めにスマホを持ち
画面からも程よい距離。
いや~所作もキレイ。
もう最高かよ!φ(・∇・`〃 )
 
やはり、姿勢が整っていると
それだけで美人度があがります。
 
姿勢を良くしましょうと
昔から言われることですが、
姿勢を良くすることに
どんなイメージをお持ちでしょうか?
 
わかっちゃいるけど出来ない。
良い姿勢をしようとすると疲れてしまう。
気が付いたら元の姿勢に戻ってしまう。
 
なんて声が聞こえます。
どうも、良い姿勢というのは
力を入れて頑張って維持しなければ
いけないもの。
という感覚があるのではないでしょうか。
 
実際、
猫背を気にしてかつては私も
めちゃくちゃ頑張って背筋を伸ばしてました。
もう、根性で直してやるって思ってたんですけど
力つきました。
背中は痛くなるわ、痛みをかばうから
余計変な姿勢になったりして
いいことなしでしたね。
 
力で固めてよい姿勢を
維持しようとしてしまうことは、
人間の身体からすると
とても不自然な事。
呼吸をすること、
内臓が働くこと、
血液やリンパが循環していること、
寝ている時でさえ
身体は動き続けています。
 
動きやすく、
身体の状態も安定する。
そんな姿勢が理想だと考えています。
 
だから、
そんな状態どうやってつくればいいのさ?
 
ですよね~。
 
まずは、目の前の集中していることを
いったん止めて身体の状態に意識を移してみましょう。
 
深い呼吸をして、
座っているなら座椅子とお尻の接地されている
感覚を感じてみる。
骨が当たっているな。
なんとなく痛いかも。
とか。
立っているなら
靴底と足裏の感覚。
 
いわゆる
瞑想ですね。
 
客観的に身体の感覚に
意識を傾けると
身体は緩みやすくなります。
何かに集中し過ぎていると
呼吸も浅くなり
身体は固くなりがち。
 
まずは、自分で
力みを解く。
 
これ、
トレーニングを行う時に
必ずやってもらってます。
 
これを何度も繰り返すと
身体は変わっていきます。
 
ぜひ、
お試しくださいね。

目次