その道筋あってますか?
ピラティストレーナーの大野です。
トレーニングを始めて、よく言われる感想の1つに
「やった感がそんなにないのに、動きやすくなった! なんで?」
ってのがあります。
トレーニングといえば、キツくて辛くて
息もゼイゼイ、吐きそう~~(ノД)・゜・。
というイメージの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
高負荷なトレーニングは確かにありますが、
正しいフォーム、そしてカラダの状態にあった負荷でないと
効果がでないばかりか、痛みやケガを引き起こすこともあります。
トレーニングを受ける方は、まじめでストイックな方が多くて、
なかには、思うような動作ができずに
できない自分を責めてしまう方もいました。
おそらく、
早く結果を出したい。
もっと出来るはず。
と、とても自分に対して厳しく
高い目標設定にしているのではないでしょうか。
私の父もそんなタイプで、
大きな手術後に体力回復のリハビリを開始したとき、
自分の体力以上の激しい動きにチャレンジしようとしたんですね。
話を聞くと、
「オリンピックの選手はもっと激しい運動してるだろ、
それくらいやらなきゃ治らないだろ<ヘ´>」と。
(゚Д゚;)エエエエエエ!
違うんだ父さん。
父さんはオリンピック選手じゃないんだ。
パフォーマンスを上げるんじゃなくて、
体力回復したいんだよ。
焦ることなかれ。
早く結果を出したくて、ツライ思いをして
頑張って頑張って頑張っても
方向が違っていたらめちゃくちゃ遠回り。
自分が本当はどんなことに向かって今
何をしているのか。
時には立ち止まって客観視することも大切ですね。
みなさん、行き先間違いにはお気をつけください~。
ではでは。